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東京都庭園美術館の日本庭園にある池、橋、茶室を望む風景

Garden Stories / 庭園 / 〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9

東京都庭園美術館 日本庭園

アール・デコ建築の奥にひらく、白金台の静かな和の庭

旧朝香宮邸を活用した東京都庭園美術館。その敷地の奥にある日本庭園は、池、橋、茶室「光華」がつくる静けさを通して、都市の中で建築と庭が呼応する時間を味わえる場所です。

01 / 庭を知る

庭を知る

プロフィール、庭の成り立ち、歩く前に見ておきたい要素をまとめます。

この庭について

東京都庭園美術館は、1933年に朝香宮家の邸宅として建てられた旧朝香宮邸を活用した美術館です。アール・デコ様式の本館がよく知られていますが、敷地には「芝庭」「日本庭園」「西洋庭園」という3つの庭園エリアがあり、建物をめぐるように異なる風景が配置されています。

その中で日本庭園は、敷地の奥へ歩みを進めた先に現れる、もっとも内省的な場所です。水面、橋、石、植栽、そして茶室「光華」が組み合わさり、都心の美術館でありながら、急に時間の流れが遅くなるような感覚があります。

この庭の魅力は、単に「和風の庭がある」ことではありません。アール・デコの洋館、開放的な芝庭、くつろぎの西洋庭園を経て、日本庭園に入ることで、同じ敷地の中に複数の文化と身体感覚が重なっていることがわかります。建築を鑑賞したあとに庭へ出ると、室内の装飾や光の余韻が、池の反射や木陰の静けさへ自然につながっていきます。

要素

庭を読む

池と橋

日本庭園の中心となる池と橋は、歩く速度と視線を変える装置です。水面の反射、木陰、橋の位置関係によって、短い散策でも複数の景色が生まれます。

茶室「光華」

1936年上棟の茶室。小間、広間、立礼席を備え、立礼席の明るく開放的なつくりが、本館のアール・デコ建築と響き合います。

3つの庭園エリア

芝庭、日本庭園、西洋庭園を順に歩くことで、旧朝香宮邸の敷地が持つ多層性を体験できます。開放感、静けさ、くつろぎがゆるやかにつながります。

02 / 庭仕事の視点

庭仕事の視点

剪定、石、水、陰影、園路の判断を、庭師の目線でほどきます。

01

建築と庭の距離感

本館の存在感を庭が受け止めつつ、日本庭園では視線を低く静かに導いています。建物を見せる庭、滞在させる庭、その切り替えが巧みです。

02

茶室を主役にしすぎない植栽

茶室まわりの植栽と水面は、建築を飾り立てるのではなく、背景として静けさをつくります。余白を残すことで、茶室の品格が自然に立ち上がります。

03

都市の中の時間調整

白金台という都市環境の中で、庭は来館者の速度を落とす役割を持っています。池の縁を歩き、橋を渡り、茶室を眺める一連の動きが、鑑賞の余韻を深めます。

03 / 歩く

庭を歩く

歩く順番、基本情報、地図をひと続きで見て、映像がある場合は歩く速度まで確認できます。

この庭の歩き方

視点を少し変えると、庭の考え方が奥深くなる

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1. 本館外観から始める

まず旧朝香宮邸の外観を眺め、アール・デコ建築の輪郭を感じます。庭を見る前に建物の存在感を受け取ると、庭園の意味がより立体的になります。

02

2. 芝庭で開放感を味わう

芝庭では空と建物の余白を楽しみます。ここで一度視界を広げてから日本庭園へ向かうと、次の静けさがより際立ちます。

03

3. 日本庭園で池をめぐる

池の周囲を急がず歩き、橋、石、植栽、茶室の見え方が変わる瞬間を探します。写真は立ち止まる位置を少し変えるだけで印象が変わります。

基本情報

住所
〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
最寄駅
JR山手線・東急目黒線「目黒駅」徒歩約7分 / 東京メトロ南北線・都営三田線「白金台駅」徒歩約6分
開園時間
庭園 10:00-18:00(最終入館 17:30) / 茶室 10:00-16:30 ※10月〜3月は日本庭園内の一部園路が10:00-16:30
休園日
毎週月曜日(祝日の場合は開館・翌平日休館)、年末年始
入園料
庭園入場料:一般 200円、大学生 160円、高校生・65歳以上 100円、中学生以下無料。展覧会チケットで庭園入場可。茶室も庭園入場料に含まれます。

※ 開園時間・料金・休園日は変更される場合があります。訪問前に公式情報をご確認ください。

入口まわり、駅からの距離、周辺の道を訪問前に確認できます。

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04 / 関連情報

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